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2013/12/06

異境の中の故郷

東京の中に潜むアジアに様々な物語を媒介にして出会うツアー形式の演劇作品、Port B『東京ヘテロトピア』。
その関連企画「ヘテロトピア=異郷」という同軸のテーマを持つ映像作品「異境の中の故郷 ―作家リービ英雄 52年ぶりの台中再訪―」の上映イベントへ。
司会は管啓次郎さん、アフタートークは温又柔さん。


アフタートークの中にあった、創作は翻訳になるという言葉。一つの言語の中に複数の言語が内包されているということ。この言葉をリービさんの肉声で聞くことが出来て胸を熱くしました。
わたしたちが見ている世界の中にある、わたしたちが見ようとしていないもの。
自らに内在する声に耳を澄ますことから、知覚することへの旅がはじまる。そう信じてページを捲る。

ドキュメントの中にあったリービさんが神楽坂の自宅で執筆をされている映像が瞼に焼きついています。





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